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エレベーターの中で
第1章 1

「ごめんねぇ。エレベーターっての忘れてた。」
「いえ。暑かったですし。」
「この期に及んでで、なんだけど。俺、ずーっと好きだった。」
「はい。」
「付き合ってくれる?」
「はい。」
で、帰りもしっかりと送ってもらって、玄関でキスされた。
そして、10年後…
「まさかねぇ。うちの兄貴と付き合ってたとは…」
「ははっ。そう、会う毎に言わないでぇ。」
「どうりで。男を照会したげるっても、のらりくらりと逃げてた訳だ。」
「ま、まぁ、いいじゃん!ほら、武。おばちゃんだぞう!」
「ばーっ!」
「誰が、ばあちゃんだ。こら。」
「じゃ、武。お姉ちゃんと仲良く遊んでもらっててね。」
「あーーーっ!」
今日は、康太と結婚して、初めての結婚記念日。息子、武を愛華に頼んで、食事しに来た。で、帰りにホテルによって…。
「いえ。暑かったですし。」
「この期に及んでで、なんだけど。俺、ずーっと好きだった。」
「はい。」
「付き合ってくれる?」
「はい。」
で、帰りもしっかりと送ってもらって、玄関でキスされた。
そして、10年後…
「まさかねぇ。うちの兄貴と付き合ってたとは…」
「ははっ。そう、会う毎に言わないでぇ。」
「どうりで。男を照会したげるっても、のらりくらりと逃げてた訳だ。」
「ま、まぁ、いいじゃん!ほら、武。おばちゃんだぞう!」
「ばーっ!」
「誰が、ばあちゃんだ。こら。」
「じゃ、武。お姉ちゃんと仲良く遊んでもらっててね。」
「あーーーっ!」
今日は、康太と結婚して、初めての結婚記念日。息子、武を愛華に頼んで、食事しに来た。で、帰りにホテルによって…。

