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夏の夜の終わりに。。。
第12章 お風呂の中で…
「でも、ちゃんと耳は、聞こえてるみたいだよ?大きな音がすると、耳がピクピク動くから。」
「問題は、さく、か(笑)さて、どうなるかなぁ?」

試しに、愁を抱いてる時に、さくを近付けた。

クンクンクン…ペロッ…

「こーら、さく。舐めるな。」

ピタッ…

さくが、俺を見た。

「さっくん?愁は、さくの弟だよぉ!」

クンクンクン…

ダンッ…

キャンッ…

さく、愁がたまたま動いた弾みで、蹴られた?

「なんか、こいつら見てると面白いな。」
「愁は、まだうまく見えないけど、さっくんの事、見てるっぽいし。」
「さくは、さくで、ビクビクしながら、見てる(笑)」

そんなのんびりとした時間も、愁のひと泣きで終わった。
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