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夏の夜の終わりに。。。
第18章 2度目の悲劇
ゴクンッ…

「えっ?流産?」
「あぁ。たぶん、穂香ちゃんも、気付いてなかったのかもな。あと、客間のゴミ箱に、果物ナイフが入ってた。だが、指紋は、親父さんのしかなかったが、血液反応も出てる。」
「えっ?じゃ、穂香か愁が、刺したって言うのか?」

コンコンッ…

警官がきて、本田さんに耳打ちして、戻っていった。

「拓斗くん?」
「はい。」

¨見つかったのか?¨ 

だが、本田さんの口から出た言葉は、俺を苦しめる言葉だった。

「君達の親父さん、車に跳ねられて、数分前に、亡くなったよ。」
「死んだ?」
「最後に、一言いったらしい。ごめんな、って。」
「はっ?!あんな酷い事、しときあて?穂香なんて、アイツに2度もだぜ?それで、ごめんって。どこにいんだよっ!!」
「拓斗!ここは、病院だ!うるさくするなら、出させる!」
「…。」
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