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夏の夜の終わりに。。。
第20章 記憶障害
「愁は、ママの事、好きだろ?」

コクンッ…ズッ…

「だって、ママ、1回も笑ってくれないじゃん!俺の事も覚えてない!パパの事も、さくの事も!あんなのママじゃないーーーっ!!」

俺は、泣きじゃくる愁を抱き締める事しか出来なかった。

¨まだ、5歳だもんなぁ。理解しろって、言っても無理か。¨

「さっ、着替えて、飯食って、幼稚園行くぞ。」

愁が、グズグズしながらも着替えて、飯を食った。

車で、愁を幼稚園まで送ってから、俺は、仕事。その合間をぬって、病院。
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