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夏の夜の終わりに。。。
第20章 記憶障害
「穂香?」
「はい。」
「俺は、お前が、好きで好きで、たまんなくて、ずっと一緒に居たいと思ってる。もちろん、愁もだ。」
「はい。」
「お前に何があったとしても、その気持ちは、変わらないから。」
そう言って、穂香にキスをした。
¨穂香?愛してるよ。俺、お前が、好きだ!¨
「ん?どうした?」
「少し頭が、痛いです。あの、今のはなにかわからないんですけど、なんか、懐かしくて、優しい感じがしました。」
一瞬、笑ったようにみえたけど、気のせいかな?
「今のは、キスだ(笑)少し、風が出てきたかな?さっ、もう病室へ戻ろう。夜には、また愁をつれてくるからさ。」