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夏の夜の終わりに。。。
第22章 穂香の涙
「マーマ。」

ベッドの上に座り込んでた愁は、穂香に甘えて抱きついた。優しく抱き締めてた。

俺が、担当医と話してる間、愁は、穂香と病院の中を探検したり、中庭でアイスを食べたりしたらしく、愁は、寝るまで話てくれた。何度も…。

「パーパ?ママから、お返事きた?」
「…。」

穂香が、もともと持ってた携帯を渡して、使い方も一応教えたが、返事はなかった。

寝ようとした時に、携帯がなって…。

「おやすみなさい。」

の一言だけが届いた。
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