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夏の夜の終わりに。。。
第23章 卵のひび
「どちらまで?」
「えーっと、確か…」
携帯を開いて、プロフィールに書かれてた住所を見せて、乗せてって貰った。
お財布の中にお金が入ってたから、それで、払ったし、鍵もあったから、家に入ることもできた。
ガチャンッ…バタンッ…
「確か…愁くんのお部屋は…。」
パタッ…パタッ…パタッ…
カチャッ…
コソッと部屋を覗くと、小さなベッドで愁くんがグッスリ寝ていた。
静かに近寄って、おでこに手を当てると、確かに熱かった。