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夏の夜の終わりに。。。
第23章 卵のひび
「確か…あの棚に…」

下のキッチンへ降りていき、冷蔵庫の仲から、冷えピタというのを出して、おでこに貼った。動いたから、起きたかと思って、ひやひやしたけど、起きなかった。

「愁くん?早くお熱下がるといいね。」

そう言って、私は、愁くんの頭を撫でた。

ピキッ…ピキッ…

「随分と前に、こんなシーンもあった気がする。」

愁くんの顔を見ながら、寝てしまっていた。

ピチピチッ…

¨…んまー?まんまー?¨

「愁?逃げて…」

ピチピチッ…

「マーマ?」
「あっ…。寝ちゃってた。あっ…愁くん。」
「マーマ。病院、お休み?」
「風邪、ひいちゃったの?お熱は?」

で、熱を測ると、

「37℃か。少しなんか、食べれそう?」

コクンッ…

「お腹すいたー。」

で、愁くんを抱っこして、下のリビングに行って、ソファに座らせた。
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