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夏の夜の終わりに。。。
第5章 知らされた真実
「じゃ、私は、これで…」
「俺も、報告書書かないと。」

残されたの、俺ひとり。穂香が言ったのは、紛れもなく真実だろう。許せない。消すことも出来ない過去。俺といることで、その過去に上書き出来ればいいけどな。

ガチャッ…

看護士が、出てきた。

「もう大丈夫ですよ。」

穂香は、今日1日で、かなり表情がよくなった。

夕飯の重湯も空にし、ゼリーも食べた。車椅子の練習もした。若いだけあって、覚えがいい(笑)

夜は、ちょっと怖いみたいだが…。
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