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おじさまと咲姫
第18章 豹変
「言ったろ、隙あらばって。いつも狙ってるって。いつも円城寺をどうかしたいって思ってる。雨を口実に円城寺を誘って、ふたりでこうしてお茶してる。今日はなんてついてるんだろうって、内心滅茶苦茶喜んでるよ。円城寺がコーヒーにむせてしまって、背中を擦ったのはほんとに無意識のうちだったけど。そして、その…下着に触れてしまったのも、計算した事じゃない。なんの許可もなく申し訳なかったなって、心から思ってる。でも-」
再度、昴は話を切る。
言おうか言うまいか-流石に躊躇したが、人畜無害なふりばかりもしていられなかった。
「ラッキーだったなって…思ってる自分が確かにいる」
なんの興味もありません-そんな演技はもう出来なかった。
興味なんて。
好きな女の事なら、あるに決まってる。
触りたくて。
触れたくて。
思いがけず、彼女のブラウス越しに指先に触れた下着の金具の感触に、確かに欲情した自分がいた。
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