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おじさまと咲姫
第29章 一緒
「そうそう。日曜の朝にあいつが『昨日咲姫とデートして来た』っていきなり得意げに喋ってくるから、一体なんの話だと思ってさ」
「うん…最初で最後のね」
咲姫の少し淋しそうな口調に、悠眞は覗き込むように彼女を見た。
「『好きだ』って一言告げて、十三年間の片想いを終わりにしようと思ったの。結婚を考えてる相手がいるなら断られるの承知で、会って欲しいってラインした。そしたら悠聖、快く『いいよ』って言ってくれてさ」
-それで。
咲姫がしんみり語れば、悠眞が当然だと力説する。
「だから言ったろ。あいつは俺の比じゃないくらい変態なんだよ。いやらしいんだよ。誘われれば、女がいようがいまいが喜んで『行く』って言うのは目に見えてる。ぜってー王子なんて柄じゃない」
-少しは分かったか。
そこで咲姫が『うん』と素直に頷いてきたものだから、さしもの悠眞もたじろいでしまう。
「うん…最初で最後のね」
咲姫の少し淋しそうな口調に、悠眞は覗き込むように彼女を見た。
「『好きだ』って一言告げて、十三年間の片想いを終わりにしようと思ったの。結婚を考えてる相手がいるなら断られるの承知で、会って欲しいってラインした。そしたら悠聖、快く『いいよ』って言ってくれてさ」
-それで。
咲姫がしんみり語れば、悠眞が当然だと力説する。
「だから言ったろ。あいつは俺の比じゃないくらい変態なんだよ。いやらしいんだよ。誘われれば、女がいようがいまいが喜んで『行く』って言うのは目に見えてる。ぜってー王子なんて柄じゃない」
-少しは分かったか。
そこで咲姫が『うん』と素直に頷いてきたものだから、さしもの悠眞もたじろいでしまう。

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