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おじさまと咲姫
第32章 意表
「分かってるし?上辺だけを褒める言葉が欲しいわけじゃない。『いつも明るくて元気だね』って言われると、私の方がもっと元気になれるし。手作りしたお菓子を『いつも美味しいね』って残さず食べてくれると、次はもっと美味しいの作ろうって張り切っちゃう。そういう言葉の方がずっと重みがあって、ずっと価値があって、ずっと嬉しいのはちゃんと知ってるよ?」
でもさ-咲姫はまな板の上に包丁を置いて、少しいじけたように悠眞を見る。
「でも私だって普通の女の子だし?たまにはそういう風に褒められたい…そう思うぐらいは許してよ」
言った傍からやっぱり恥ずかしくて、咲姫はすぐに彼から視線を逸らす。
「おばちゃん、そろそろ買い物から帰って来るかなあ」
誤魔化すようにひとりごちれば、信じられない言葉が咲姫の耳に届いた。
「可愛いよ」
「え?」
-なにが?
咲姫が不審そうに眉を寄せれば、悠眞は笑って言った。
「十分可愛いだろ、お前は」
でもさ-咲姫はまな板の上に包丁を置いて、少しいじけたように悠眞を見る。
「でも私だって普通の女の子だし?たまにはそういう風に褒められたい…そう思うぐらいは許してよ」
言った傍からやっぱり恥ずかしくて、咲姫はすぐに彼から視線を逸らす。
「おばちゃん、そろそろ買い物から帰って来るかなあ」
誤魔化すようにひとりごちれば、信じられない言葉が咲姫の耳に届いた。
「可愛いよ」
「え?」
-なにが?
咲姫が不審そうに眉を寄せれば、悠眞は笑って言った。
「十分可愛いだろ、お前は」

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