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おじさまと咲姫
第32章 意表
『なら、大勢で食べた方が美味しいじゃない。残念ながら、お父さんは今夜は飲み会だって言ってたけど、悠聖も夜はいるはずだから-』
愛の言葉に悠眞は慌てる。
それが困るから、家に長居するつもりはなかったのだ。
忘れた自分が一番悪いのだが-スマートフォンを部屋に取りに戻って、すぐに出るはずだった。
母親は事情を知らないから仕方がないとは言え-弟と鉢合わせなど、とんでもなかった。
その弟へを想いを絶ち切ろうとしてる彼女を少しでも励ましたくて、好物を沢山食べさせてやろうと思っていたのに。
なのになんで、少なくとも今は会いたくないであろうその本人と、わざわざ夕飯を共にしないといけないのだ。
『いや、やっぱ今日は-』
-だめだ。
悠眞を止めたのは-他ならぬ彼女だった。
『うん、私はいいよ。おばちゃん達が迷惑でないなら』
了承する咲姫の横顔を、悠眞は信じられない面持ちで眺める。
愛の言葉に悠眞は慌てる。
それが困るから、家に長居するつもりはなかったのだ。
忘れた自分が一番悪いのだが-スマートフォンを部屋に取りに戻って、すぐに出るはずだった。
母親は事情を知らないから仕方がないとは言え-弟と鉢合わせなど、とんでもなかった。
その弟へを想いを絶ち切ろうとしてる彼女を少しでも励ましたくて、好物を沢山食べさせてやろうと思っていたのに。
なのになんで、少なくとも今は会いたくないであろうその本人と、わざわざ夕飯を共にしないといけないのだ。
『いや、やっぱ今日は-』
-だめだ。
悠眞を止めたのは-他ならぬ彼女だった。
『うん、私はいいよ。おばちゃん達が迷惑でないなら』
了承する咲姫の横顔を、悠眞は信じられない面持ちで眺める。

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