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おじさまと咲姫
第32章 意表
そんなにあっさり。
なんの疑問もなく。
揶揄する事もなく。
ああ、そうなのかと-簡単に全部を受け入れないで欲しい。
なんでこんな事、思ってるんだろう-。
咲姫が自分の気持ちに戸惑っていると、悠眞は口を開いた。
「意地悪どころか、良かったって思ってるよ」
「えっ?」
意味がまるで分からず、咲姫は訊き返す。
呆けたような表情の咲姫に、悠眞は微かに笑う。
「だから言ったろ。他の誰かが忘れさせてくれるって。あいつの事なんかその調子で早く忘れろ」
「…あいつってさ。一応、弟じゃん」
咲姫は小声で呟く。
仮にも十三年間片想いだったひとを『あいつの事なんか』呼ばわりは、あんまり気分が良くなかったりする。
なんの疑問もなく。
揶揄する事もなく。
ああ、そうなのかと-簡単に全部を受け入れないで欲しい。
なんでこんな事、思ってるんだろう-。
咲姫が自分の気持ちに戸惑っていると、悠眞は口を開いた。
「意地悪どころか、良かったって思ってるよ」
「えっ?」
意味がまるで分からず、咲姫は訊き返す。
呆けたような表情の咲姫に、悠眞は微かに笑う。
「だから言ったろ。他の誰かが忘れさせてくれるって。あいつの事なんかその調子で早く忘れろ」
「…あいつってさ。一応、弟じゃん」
咲姫は小声で呟く。
仮にも十三年間片想いだったひとを『あいつの事なんか』呼ばわりは、あんまり気分が良くなかったりする。

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