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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第7章 遠藤の葛藤と甘い夜-



「何か‥時を待っていらっしゃるんですか?」


「少々ありまして、今会長と相談中です…
今はこれしか言えません、でも時を待つは合っていると思います」


ある計画の為に…
それで、私が早乙女筋だとバレても、構わないと思っている。



「本当に話が過ぎました、こんな時間なのに、新島さん大丈夫ですか?」


時計は深夜0時を回っている、私も二日酔いは勘弁願いたい。



「そうね…
少し長居してしまったようで…」


「お酒より水が良いでしょう」


ふっと立ち上がったのだが・・・



「危ない!?」


私の方が酔い過ぎていたのか?


立った瞬間にフラついて…
新島さんが咄嗟に支えてくれる・・・




「・・すみません……」


「いえ……」


久しぶりに触れる女性の‥身体………



「・・・っ!!」


つい、そのまま新島さんに抱き付いてしまう…
あまりにも久しぶりだったから・・



「・・遠藤さん…
オバサンをからかうものじゃ無いですよ?」


「・・・
すみません・・
ですが‥もう少しだけ、こうしていさせて下さい」


女性の身体に本気で触れたのは、何年振りだろうか??


幾ら私でも、女性経験が無いとは言わない…
だけど、屋敷に来てからは、そういう事とは縁が無かった。



「遠藤さん…
私、別れた旦那と子供が居たんです」


「???」


「仕事優先で子供に構わず、旦那に離婚届を出されて、子供と一緒に出ていかれました…
私の子は、美紀様と同じ年齢‥だからなんですかね、美紀様を放っておけないのは……」


「それは……」


「秘密ですよバツイチなんて…
遠藤さんが話して下さったから、少しだけ話してみようと思っただけ……」


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