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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第12章 思惑交差のパーティー



呑気にタブレット端末の、米国からの情報を見ている暇なんて1時間か2時間あったかな?


明け方紀永が起きて来て‥この服には少々笑われたけど、この際だからそれは軽く流して朝食・・・・・と、そこまでは良かった。



問題はこの後、パーティーの準備の為と、元々のこの客船のスタッフを使ってのエステやら、最近は髪の色が限りなく黒だからヘアーマニキュア。


更にネイルに化粧品選びと、もう全身満遍なく磨き上げられ、終わった頃にはもう夕方近く…
世の中のお嬢様って、何時もこんな事を毎日してる訳!?


ぁたし、これじゃ絶対に保たないっ!!


程良く‥いやいや、半分お疲れのところで漸く間食休憩…
最初に着ていたスーツに着替え軽い食事。


ともかく、殆どがこのロイヤルスイート内で済んでくれたから良いけれど、移動しながらじゃ完全にダウンしてたと思う。



「・・美味しい……」


流石フレンチ…
量も丁度良く、コーヒーでは無く紅茶……
少し時間のズレたティータイムっぽい。



(・・そう言えば紀‥‥会長が居ない・・・)


そろそろ頭を切り替えなくっちゃ…
言われた設定通りに‥そう頭の中から考えないと、咄嗟の時に口に出てしまう。


こういう切り替えは、Little Witchをやっている時はお馴染みで、特にオリバーさんの立場‥表向きは事務次官という事になっていて、管理官やFBIの事は禁句。


それを今回当てはめれば、何とか乗り切れられそう、『会長』『伊織さん』この2つだけは絶対に崩したらいけない。


それでなくても秘密は沢山、特に会長との関係は悟られたら一貫の終わり、だからこそ『会長』とぁたしが線引きした。



(大丈夫、留学前のぁたしじゃないんだもの…
Little Witchで培った本当の実力を見せてあげる)


向かうところ敵無し、話‥交渉術なら負ける事なんて無い‥‥今日は大人しくの方だけど。


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