この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第10章 中毒者の顔
席へ戻ると、ゆっくりとした手つきで冬木様が紅茶のカップを口へ運んでいる。
私は感覚の薄れてきた手で、ベリーソースのかかったチョコレートムースを口へ運ぶ。その後はストロベリークリームのショートケーキ、モンブラン、葡萄のゼリーへ手をつける。
甘い。とても、甘い。甘ったるさが広がる。乳首が蕩ける。あそこが、蕩ける…。

鋭い。とても、鋭い目をしている。身体の至る所に冬木様の視線が突き刺さり、緊張と羞恥で動けなくなる。乳房の快感で上気した顔を、見られたくない。

「美味しそうに食べるな、怜香は。」
「ん…、は、はい…」

首を動かす度に、乳房を繋いでいる鎖が揺れ、先端が反応する。
身体中が、甘いもので一杯になった。流し込んだ紅茶も、甘さの中に溶けてゆく。

「行こう、怜香。」

デザートビュッフェの会計を済ませ、ホテルの外に出る。夕暮れと夜の狭間で、街が闇に飲み込まれようとしていた。

乳頭からの快感を受け続けた下半身の昂ぶりを、もう、無視できなくなっている。一歩歩く度に、ぬかるんだ股間の感触を感じ、さらに奥底が熱くなる。

しばらく歩くと、ホテル裏に広がる森のような場所にたどり着いた。
木々に囲まれ静まり返ったその場所は、人の気配が一切ない。森は、今にも深い闇に包まれ始めている。
/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ