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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第10章 中毒者の顔

席へ戻ると、ゆっくりとした手つきで冬木様が紅茶のカップを口へ運んでいる。
私は感覚の薄れてきた手で、ベリーソースのかかったチョコレートムースを口へ運ぶ。その後はストロベリークリームのショートケーキ、モンブラン、葡萄のゼリーへ手をつける。
甘い。とても、甘い。甘ったるさが広がる。乳首が蕩ける。あそこが、蕩ける…。
鋭い。とても、鋭い目をしている。身体の至る所に冬木様の視線が突き刺さり、緊張と羞恥で動けなくなる。乳房の快感で上気した顔を、見られたくない。
「美味しそうに食べるな、怜香は。」
「ん…、は、はい…」
首を動かす度に、乳房を繋いでいる鎖が揺れ、先端が反応する。
身体中が、甘いもので一杯になった。流し込んだ紅茶も、甘さの中に溶けてゆく。
「行こう、怜香。」
デザートビュッフェの会計を済ませ、ホテルの外に出る。夕暮れと夜の狭間で、街が闇に飲み込まれようとしていた。
乳頭からの快感を受け続けた下半身の昂ぶりを、もう、無視できなくなっている。一歩歩く度に、ぬかるんだ股間の感触を感じ、さらに奥底が熱くなる。
しばらく歩くと、ホテル裏に広がる森のような場所にたどり着いた。
木々に囲まれ静まり返ったその場所は、人の気配が一切ない。森は、今にも深い闇に包まれ始めている。
私は感覚の薄れてきた手で、ベリーソースのかかったチョコレートムースを口へ運ぶ。その後はストロベリークリームのショートケーキ、モンブラン、葡萄のゼリーへ手をつける。
甘い。とても、甘い。甘ったるさが広がる。乳首が蕩ける。あそこが、蕩ける…。
鋭い。とても、鋭い目をしている。身体の至る所に冬木様の視線が突き刺さり、緊張と羞恥で動けなくなる。乳房の快感で上気した顔を、見られたくない。
「美味しそうに食べるな、怜香は。」
「ん…、は、はい…」
首を動かす度に、乳房を繋いでいる鎖が揺れ、先端が反応する。
身体中が、甘いもので一杯になった。流し込んだ紅茶も、甘さの中に溶けてゆく。
「行こう、怜香。」
デザートビュッフェの会計を済ませ、ホテルの外に出る。夕暮れと夜の狭間で、街が闇に飲み込まれようとしていた。
乳頭からの快感を受け続けた下半身の昂ぶりを、もう、無視できなくなっている。一歩歩く度に、ぬかるんだ股間の感触を感じ、さらに奥底が熱くなる。
しばらく歩くと、ホテル裏に広がる森のような場所にたどり着いた。
木々に囲まれ静まり返ったその場所は、人の気配が一切ない。森は、今にも深い闇に包まれ始めている。

