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淫らな方程式
第3章 トーマスの申し出
 しばし間があって、その沈黙を破ったのはアレックスの言葉だった。


「私としても大変不本意で残念だが、どうすることもできない。事実をありのまま彼女に伝えよう」


 立ち上がるアレックスに向かって、トーマスは夢遊病者のような目つきで言った。


「もしかしたら……切り抜ける方法はたった一つだけ残っているかもしれませんよ。この船には、アレックスとクリスさえいれば、運行や整備に何ら支障はないんでしたよね」


 アレックスとクリスはハッとしたような顔つきになる。


 トーマスが言う「たった一つの方法」が何なのか、予想がついたからだろう。


 常にポーカーフェイスで冷静沈着なクリスが、トーマスを睨みつけながらいつになく早口に言った。



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