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ランジェリー騎士団
第8章 狂歓のゲーム
勝負、それは――
「うっ……ううっ……」
フェレリーは小部屋の机の上に大きく股を開いて爪先立ちでしゃがまされていた。
呻き声は苦しい姿勢のせいというだけではない。
ショーツの上からクリトリスを挟む留め具。布越しであってもしっかりと敏感な肉先に歯を立てるそれが、止むことのない継続的な甘い刺激を体中に送り込むのだ。その先には紐にぶら下がった鈴がつけられており、彼女の下半身と一緒にぷるぷると震えている。
上半身ははだけられ、ずらされたブラの下から露出した両の乳房にも紐つきの鈴……しかし、こちらは挟まれているのではなく小さな金属製のリングを情けなくも勃起した乳首に引っかけ、そこから垂れ下げられているだけ。
そして、この淫靡にして異様な姿を完成させているのは、彼女の顔を覆うアイマスクであった。
「どうかね? はしたない格好を晒すのは感じるじゃろう……昨日、たっぷり教え込んでやったからのう」
正面からフィガロの声。