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ランジェリー騎士団
第4章 ローザンナとマリッサ
身悶えするほどの激情に突き動かされ、ローザンナは愛しいメイドをぎゅっと両腕で抱き締めた。
「ああ、マリッサ……ちゃんと……キスして……お願い……」
ねだるピンクの唇が濡れて光ってすぼめられる。
もう、耐えられない。言葉にせずとも、そのすぼめた肉の震えが訴える。
「姫様……ああ、なんて愛しい……わたくしのローザンナ様」
「マリッサ……ああ、わたくしのマリッサ……大好きよ……」
その先はお互いに口を塞いで言わせない。
言葉にせずとも、その唇同士が、絡み合う舌が。
愛の誓いを言葉以上のもので確認してくれるから。
王女の寝所に物音は水音だけとなっていった。