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ランジェリー騎士団
第6章 隷属の完成
「美味いか、我が精は?」
「は、はい……ごしゅじんさまのざーめん……なまぐしゃくて、にがくて……とても……とてもしゅてきなおあじでしゅ……」
「ククッ……いい答えだ。この味を憶えるのだぞ……最初のレッスンにしてここまで下品に堕ちるとは……お前にはもともと素質もあったのかもしれんな」
フィガロはそう言いながら、彼女の髪をサラリと手に取るとそれで己の肉先の残った濁液を拭き取った。
「ああっ……」
そんな行為にすら、官能を覚えて身体を震わすフェレリー。
「よし、飲め……ゆっくりとだ。喉を鳴らして胃の腑へ落とせ……」
「あひがほうございましゅ……」
眼を閉じ、名残を惜しむようにごくり、ごくり、と口内の大量の精液を体内へと滑らせる。
「主の精が体内にある限り、服従の魔力は持続する。たとえ下着を脱ごうともな……お前はもう逃れることはできない。そして、お前の騎士団も。」
フィガロはニヤリと顔を歪め、女が自らを縛る種を嬉しそうに嚥下する眺めを愉しんだ。
今夜のことはこれから命じて忘れさせる。
もちろん、忘れさせるだけで済ますつもりもない。またまだこの女隊長には実直に任務に励んで貰わねばならぬのだ。
プリンセースガードの任務と、そして、彼の下僕としての任務に……。