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ランジェリー騎士団
第7章 ランジェリー騎士団
「本当に、昨日、私は一体何をしていたの……?」
額に手を当て、真剣に思い出そうとする。
そのとき、自分がまだランジェリーアーマーを身に着けたままでいることに気がついた。
仲間達との初顔合わせに急いで、下に身に着けたままにしたのは憶えている。
それから……結局、着替えもせずに床についてしまったのか? それほどに自分はくたびれ果てて?
「とにかく、着替えないと……」
どのみち、今日は騎士団のメンバーを連れて王女に挨拶をせねばならない。
お茶会の事はもし忘れていたのなら――その確率が高そうだが――そのとき謝罪し、改めてこの鎧についてとりなしをお願いしよう。
思い悩むのを止めて、ショーツに手を掛け(フェレリーは下着はショーツから穿き替える派だった)、脱ごうとする。
と、ショーツの刺繍がふっと発光した。