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身体交姦 〜由美と朋子の物語〜
第1章 男根様

「私、由美ちゃんになってる?」
由美に肉体に宿った朋子が今までにも増した大声をあげた。
「なにが起こったの?どうなってるの?」
由美はパニックを起こし、頭を抱えた。
「男根様の祟りでしょう。」
凛とした声が社殿に響いた。
2人は気づいていなかったがいつの間にか巫女の姿をした女がそこに座っていた。
「祟りってなによ!」
柔和な由美の顔を鬼の形相に変え朋子が女に迫る。
「覚えがあるでしょう。男根様を侮辱したのはあなた達ではありませんか?」
朋子の剣幕に気圧された様子もなく女は淡々と答える。
そう言われ、朋子も口をつぐむしかなかった。
「でも、あれはちょっとした悪ふざけで…。侮辱なんてしていません…」
由美はおずおずと抗議してみる。
「それは男根様が決められることです。」
にべもなく女は抗議を払いのけた。
「私たち元に戻れるんですよね?」
由美にとっていま何より気になるのはそこであった。
祟りを解いてもらうためにはなんでもする。
謝れというなら地に額を擦り付けてでも謝る。
「わかりません。あなた達が本当に心の底から男根様を敬い奉る日がくれば
その日も来るかもしれません。」
それだけ口にすると女はすっと立ち上がり社殿から廊下に出て行く。
「待って!」
「待ちなさいよ!」
2人が廊下まに出た時にはすでに女の姿はどこにも見えなかった。
1時間ほど神社の中を探してみたものの、女の姿はどこにもなかった。
もちろん2人で男根様の前で何度も誤り、土下座もした。
しかし2人の状態に変化が起きることはなかった。
由美の魂は朋子の体に、朋子の心は由美の体に。
その状態を変えるすべはなにもなかった。
その後混乱した頭を抱えながら2人は小径を30分ほど歩き由美の車までたどり着いた。
信じられない思いのまま、ファミレスに行き今後最も問題になることを話し合った。
それは生活をどうするかということである。
もちろん正直に周囲に話すという意見も出た。
しかし、こんな話を信じてもらえるだろうか?
頭がおかしくなったと思われるに違いない。
結局2人が選んだのは由美は朋子として、朋子は由美としてとりあえず暮らす
というものである。
由美に肉体に宿った朋子が今までにも増した大声をあげた。
「なにが起こったの?どうなってるの?」
由美はパニックを起こし、頭を抱えた。
「男根様の祟りでしょう。」
凛とした声が社殿に響いた。
2人は気づいていなかったがいつの間にか巫女の姿をした女がそこに座っていた。
「祟りってなによ!」
柔和な由美の顔を鬼の形相に変え朋子が女に迫る。
「覚えがあるでしょう。男根様を侮辱したのはあなた達ではありませんか?」
朋子の剣幕に気圧された様子もなく女は淡々と答える。
そう言われ、朋子も口をつぐむしかなかった。
「でも、あれはちょっとした悪ふざけで…。侮辱なんてしていません…」
由美はおずおずと抗議してみる。
「それは男根様が決められることです。」
にべもなく女は抗議を払いのけた。
「私たち元に戻れるんですよね?」
由美にとっていま何より気になるのはそこであった。
祟りを解いてもらうためにはなんでもする。
謝れというなら地に額を擦り付けてでも謝る。
「わかりません。あなた達が本当に心の底から男根様を敬い奉る日がくれば
その日も来るかもしれません。」
それだけ口にすると女はすっと立ち上がり社殿から廊下に出て行く。
「待って!」
「待ちなさいよ!」
2人が廊下まに出た時にはすでに女の姿はどこにも見えなかった。
1時間ほど神社の中を探してみたものの、女の姿はどこにもなかった。
もちろん2人で男根様の前で何度も誤り、土下座もした。
しかし2人の状態に変化が起きることはなかった。
由美の魂は朋子の体に、朋子の心は由美の体に。
その状態を変えるすべはなにもなかった。
その後混乱した頭を抱えながら2人は小径を30分ほど歩き由美の車までたどり着いた。
信じられない思いのまま、ファミレスに行き今後最も問題になることを話し合った。
それは生活をどうするかということである。
もちろん正直に周囲に話すという意見も出た。
しかし、こんな話を信じてもらえるだろうか?
頭がおかしくなったと思われるに違いない。
結局2人が選んだのは由美は朋子として、朋子は由美としてとりあえず暮らす
というものである。

