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第2章 シャンパンの味、キスの味。

今怒っている出来事に頭がついていけない達也は真凛香を押し返してしまった。

「ご、ごめんなさい。ちょっと急だったので。怪我はありませんか」

達也は真っ赤になってしまった顔を腕で隠しながら真凛香に背を向けた。

「好きって言ったら古柳さんはどう言い返しますか？」

「えっ？」

「私古柳さんに一目惚れしました。好きです。もっと知りたいです。」