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親知らず
第4章 ふたりだけ
「んな、全部には回れ…ん?」
付箋が、貼られた半分が…
「神社、か。阿倍野さんだけていいよ。学問の神様だし。それに、推薦だし。」
瑠依も、考えてはいたらしい…
「ありがとな、瑠依…」
チュッ…
周りに誰も居なくて良かった…。
ホテルは、大阪駅に近く、荷物を預けてから、夕方までかなり観光した。
「えへへっ…。」
「いつまで、見てんだ。それ…」
たまたま、入った雑貨店でsaleしてたアクセサリーを買ってやった。安かったから…
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