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親知らず
第4章 ふたりだけ
「普通に旅行になっちまった…。」
「お兄ちゃん、ひとりだと危ないし。」
¨男だけど?¨
「逆ナンされても困るし!」
「…。」
「で、どこ行くの?」
「ホテル…」
「えっ?もう?」
と顔を赤くした瑠依。
¨なんか勘違いしてね?¨
「荷物預けんだよ。チェックイン午後だから…。」
「なんだ…。」
「そのあと、色々見て回るの!」
「やった!デート出来る。」
そういや、瑠依とこうなっても、デートらしいデートってしてないな。
「遊ぶか?」
「うんっ!美味しいもの食べたい!」
ゴソッ…
「確か、ここに…。あった!」
バッ…
ボストンバッグから、るるぶ大阪を取り出した。
¨付箋だらけ…¨
「お兄ちゃん、ひとりだと危ないし。」
¨男だけど?¨
「逆ナンされても困るし!」
「…。」
「で、どこ行くの?」
「ホテル…」
「えっ?もう?」
と顔を赤くした瑠依。
¨なんか勘違いしてね?¨
「荷物預けんだよ。チェックイン午後だから…。」
「なんだ…。」
「そのあと、色々見て回るの!」
「やった!デート出来る。」
そういや、瑠依とこうなっても、デートらしいデートってしてないな。
「遊ぶか?」
「うんっ!美味しいもの食べたい!」
ゴソッ…
「確か、ここに…。あった!」
バッ…
ボストンバッグから、るるぶ大阪を取り出した。
¨付箋だらけ…¨