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ランジェリーの勇気
第3章 急

やがて、自分が少しずつ変わってくるのを、彼女は感じていた。
どんなに優しいそぶりをして近づいてくる男性でも、自分の気持ちが動かなければお断りすることを覚えた。
そしてある男性に恋をした。
自分から食事に誘い、とても楽しい時間を持つことができた。彼の気持ちはわからない。彼女も、その食事のあいだじゅう、わずかでもモーションをかけるようなことは言わなかった。そこまでのことはできなかった。でも、ずっと一緒にいたいと思った。彼と楽しく談笑しながら、終わりの時間が来なければいいのに、と激しく思った。

