この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭
 そんな風に悪い方へとばかり思考がいってしまった。当然、夫婦の営みもご無沙汰になってくる。どちらからも歩み寄れないままに日はいたずらに過ぎてゆき、形だけの仮面夫婦となってはや二年になろうとしていた。
 美海は長い物想いから自分を解き放ち、もうこれで幾度めになるか判らない溜息をついた。小さくかぶりを振り、ドレッサーのいちばん上の引き出しを開ける。手のひらに乗るほどの小瓶の蓋を開けると、少しだけ掌(たなごころ)に垂らした。
 〝男ごころを甘くくすぐる魅惑の香り、禁断の蜜の味〟。この香水は通販で買ったもので、カタログの商品説明にはそう記されていた。よくあるセックスのためのグッズがずらりと並んでいるページだ。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ