この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭
「ミュウの胸って、あったかいな。それに柔らかくて良い匂いがする」
 シュンは美海の胸に頬を押しつけて、甘えるように匂いを嗅いだ。
 そろそろ傾き始めた夏の太陽が地平線の向こうに沈んでゆこうとしている。昼間はセルリアンブルーに輝いていた海は今、空と同じオレンジ色に染まっていた。
 まだ昼の暑熱を十分に残した砂は温かい。海から吹いてくる潮気の強い風が砂浜の向日葵畑をかすかに揺らしていた。
寄り添い合う二人の姿が長いシルエットとなって影絵のように砂に伸びている。美海には、どうしてもこのひたむきな若者を突き放すことはできなかった。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ