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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭
 シュンが首を振った。
「ああ、こんな情けないところを見せたら、余計に嫌われちまいそうだ。そうじゃなくても、ミュウには頼りないと思われているだろうに」
「そんなことないよ。誰だって、そういうときってあるじゃない? 辛くて堪らないときって。でも、皆、歯を食いしばって生きてゆくのよね。だから、シュンさんも今は泣きたいだけ泣けば良い。思いきり泣いて、すべての涙を流し尽くしてしまったら、立ち上がって歩き出せば良いのよ」
 美海はごく自然に手を伸ばし、シュンの頭を引き寄せた。シュンが美海の胸に顔を埋(うず) める。母親が泣いてむずかる子をあやすように、背中をそっと撫でた。
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