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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭
 子どもないままに、自分はこうして空しく時を重ね、やがては老いて死ぬのを待つばかりなのだ。そう思うと、居ても立ってもおられず、叫び出したいような衝動に駆られることがある。
 それなら、いっそのこと外に出て男友達を作るとかすれば良いのかもしれないが、会社を辞めてはや十一年、既に社会から隔絶された主婦となって久しい自分に今更、行く当てもそんなチャンスもあるとは思えない。
 美海は想いを振り切るように勢いよく首を振り、手のひらに垂らした香水をうなじと胸の辺りにつけた。いつもは通気性の良い木綿のパジャマしか着ないのに、今夜のためにシルクのネグリジェを奮発して買った。
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