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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭
 琢郎は当然ながら宿泊先のホテルで美海を欲しがった。だが、美海が泣いて嫌がると、無理強いはせずに朝までずっと膝に乗せて子どもをあやすように抱きしめてくれていた。
 付き合って数年目で初めて結ばれた日、まさにその日、琢郎の方からプロポーズしてきたときのこともよく憶えている。
 そう、いつだって琢郎は優しかった。美海がいやだと言えば、けして何でも強制はしなかったのだ。しかし、その優しさも今から思えば、彼の忍耐と辛抱強さのなせるものだったのだろう。
 世間知らずな美海のせいで、琢郎はずっと本当の自分というものを出せないでいたのではないか。だから、昨夜もああいう形で、長年わだかまっていたものが爆発したのかもしれない。
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