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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭
「じゃあ、何で泣くの?」
 シュンの顔にはハテナマークがついている。
「嬉しいから。これは哀しいから出る涙ではなくて、嬉し涙なの」
「ふうん、女心ってヤツは、どうも俺には判らないなぁ」
 シュンはしきりに首をひねっていた。
「後片付けくらいさせて。何もかもして貰ったのでは申し訳ないわ」
 美海が申し出ると、シュンは真顔で首を振る。
「良いの、良いの。今日はお客さんでいて。今度来たときには、何か手料理を期待しちゃうかもしれないよ?」
 元々、こまめな質なのだろう。シュンは手早く片付けを済ませると、また戻ってきた。
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