この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭

「ファンというわけではないけれど、彼の出ているドラマとかは好きよ」
朝鮮王朝時代、実在した名妓ファン・ジニの波乱の生涯を描いたドラマや〝美男(イケメン)ですよ〟など、ドラマでの活躍にはめざましいものがある若手俳優である。
そこで、シュンが〝あっ〟と声を上げた。
「そういえば、確か聞いたっていうか見たことがある」
立ち上がり、片隅のカラーボックスを覗き込んで何やら探しているようだ。ほどなく一枚のクリアファイルを手にして戻ってきた。
「これじゃない?」
差し出されたA四判の紙には
朝鮮王朝時代、実在した名妓ファン・ジニの波乱の生涯を描いたドラマや〝美男(イケメン)ですよ〟など、ドラマでの活躍にはめざましいものがある若手俳優である。
そこで、シュンが〝あっ〟と声を上げた。
「そういえば、確か聞いたっていうか見たことがある」
立ち上がり、片隅のカラーボックスを覗き込んで何やら探しているようだ。ほどなく一枚のクリアファイルを手にして戻ってきた。
「これじゃない?」
差し出されたA四判の紙には

