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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭

後は少し我が儘かもしれないけど、今度、生まれ変わったときには君と同じ歳くらいで、他の誰よりも真っ先に君に出逢わせて下さいって頼んどいた」
美海はシュンを真っすぐに見つめた。
こうやって別離を引き延ばしにしても、互いのためにはならない。
辛いけれど、ここで別れた方が彼のためにも良いのだ。
「それじゃあ、ここでお別れしましょう」
シュンの切なげなまなざしが揺れた。
「―判った。俺もいつまでもミュウといたいけど、未練たらしい男だと最後に嫌われるのもいやだし、ここで別れるよ」
気丈にも彼は微笑んでさえ、いた。
美海はシュンを真っすぐに見つめた。
こうやって別離を引き延ばしにしても、互いのためにはならない。
辛いけれど、ここで別れた方が彼のためにも良いのだ。
「それじゃあ、ここでお別れしましょう」
シュンの切なげなまなざしが揺れた。
「―判った。俺もいつまでもミュウといたいけど、未練たらしい男だと最後に嫌われるのもいやだし、ここで別れるよ」
気丈にも彼は微笑んでさえ、いた。

