この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭
 美海もシュンに倣って、百円玉を二つ入れた。しばらくそこにいて、鐘堂の外に出ると、眩しい夏の太陽が二人の眼を鋭く射る。まだ午前中だというのに、はや油照りの太陽がうなじを灼き、首筋を汗が流れ落ちる。
「シュンさんは何をお願いしたの?」
 何気なく訊ねると、彼は微笑んだ。
「今度、生まれ変わってもミュウとめぐり逢わせて下さいってお願いしたんだよ。それから、君に無事、元気な赤ちゃんが生まれますようにって」
「―」
 最早、何も言えなかった。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ