この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭
 翌日の日曜、美海はM町の小さな駅に降り立った。左腕に填めた腕時計を覗くと、丁度、十二時を回ったばかりだ。シュンと約束した時間にぴったりである。
 最初、シュンは自分から美海の住む町まで迎えに来ると言った。だが、それは幾ら何でもまずい。なので、美海の方からシュンに逢いにいくことにしたのである。
 琢郎は接待ゴルフで早朝から出かけ、美海は今日は大学時代の親友皐月の家に行くと告げて出てきたのだった。
 今、自分が何をしようとしているのか、自覚はあるの?
 美海は何度も自問してみた。メールのやりとりをしているだけならまだしも、こうして実際にシュンと逢うことが何を意味するのかを考えなかったわけではない。世間では、こういうのを〝不倫〟と呼ぶ。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ