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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

しばらく沈黙が漂った。やはり、気まずいものが混じっている。その気詰まりな空気を変えるように、シュンが明るい声音で言った。
「乳搾りもやってみる?」
「えっ、ええ」
訳の判らないままに頷き、美海は牛の搾乳まで初体験することになった。
「良い? こうやって、こんな感じでやるんだよ」
シュンが見本を示してくれたものの、どうも上手くできない。
「違う、違う、そうじゃなくて」
と、途中で見かねたシュンが何度も説明を繰り返し、やっと数滴、絞ることができた。
「あっ、できた」
歓声を上げる美海を見て、シュンも眼を細める。
「乳搾りもやってみる?」
「えっ、ええ」
訳の判らないままに頷き、美海は牛の搾乳まで初体験することになった。
「良い? こうやって、こんな感じでやるんだよ」
シュンが見本を示してくれたものの、どうも上手くできない。
「違う、違う、そうじゃなくて」
と、途中で見かねたシュンが何度も説明を繰り返し、やっと数滴、絞ることができた。
「あっ、できた」
歓声を上げる美海を見て、シュンも眼を細める。

