この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭
 もう、何も言えなくなってしまった。美海は溜息をついて、また視線を海に投げた。
 静かな時間が流れてゆく。
 白いカモメが翼をひろげて天空を舞い、やがて入道雲に吸い込まれて見えなくなった。
「じゃあ、俺からも質問。さっき、子牛を構っていたミュウを見ていた時、俺が何を考えていたか判る?」
 美海は首を傾げた。あの時、シュンはとても嬉しそうに子牛と美海を代わる代わる見つめていた。
「何だかとても嬉しそうだったけど」
「何で、嬉しかったかは想像がつくかな」
 美海は怪訝な顔で首を振った。
「俺、ちょっと妄想してたんだ」
「妄想?」
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ