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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

「あの時、運命を感じたなんて言ったら、また、君にドン引きされてしまいそうだけど。でも、俺は本気で思った。初めて利用したチャットで大勢の人のコメントから俺を見つけ出してくれたのも何かの縁じゃないかなと思って。それで、メールのやりとりしようって俺の方から誘って、色々と話している中に、俺はどんどん君に惹かれていった」
シュンは小さな息を吐き、切なげなまなざしで美海を見た。
「毎夜、君にメールして、返事が返ってくるのが愉しみになって、昼間に何があっても、多少イヤなことがあったとしても、またミュウと話ができると考えたら、心が強くなるような気がした。気がついたら、俺は夜が待ち遠しくて堪らなくなっていたんだ。君とこうして実際に逢う前から、俺は君を好きになってしまったんだよ、ミュウ」
シュンは小さな息を吐き、切なげなまなざしで美海を見た。
「毎夜、君にメールして、返事が返ってくるのが愉しみになって、昼間に何があっても、多少イヤなことがあったとしても、またミュウと話ができると考えたら、心が強くなるような気がした。気がついたら、俺は夜が待ち遠しくて堪らなくなっていたんだ。君とこうして実際に逢う前から、俺は君を好きになってしまったんだよ、ミュウ」

