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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

君には傍迷惑な話だろうけどね。
シュンの呟きが潮風に乗り、海へと運ばれてゆく。
「私もあのとき―シュンさんとチャットで出逢ったときは、物凄く落ち込んでたの。色々とあって、自分がとことんまで落ち込んでたから、短いメッセージから伝わってくるあなたの気持ちがまるで自分のことのように思えたわ。ああいうサイトは名前のとおり、出会い目的で妙なことを書き込む人が多いのに、あなただけは違っていた。そこに惹かれたんだと思う」
「それなら!」
シュンの口調に俄に活気が戻った。
「俺と付き合ってくれる? これからはメールだけでなく、こうしてもっと頻繁に逢って、デートしようよ」
シュンの呟きが潮風に乗り、海へと運ばれてゆく。
「私もあのとき―シュンさんとチャットで出逢ったときは、物凄く落ち込んでたの。色々とあって、自分がとことんまで落ち込んでたから、短いメッセージから伝わってくるあなたの気持ちがまるで自分のことのように思えたわ。ああいうサイトは名前のとおり、出会い目的で妙なことを書き込む人が多いのに、あなただけは違っていた。そこに惹かれたんだと思う」
「それなら!」
シュンの口調に俄に活気が戻った。
「俺と付き合ってくれる? これからはメールだけでなく、こうしてもっと頻繁に逢って、デートしようよ」

