この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君がため(教師と教育実習生)《長編》
第10章 しのちゃんの受難(六)

 何度も、何度も、何度も一番奥に宗介を感じて、意識すらとろけそうになってしまう。

 あ、だめ、私も一緒に――。

「そーすけ、イッちゃう!」
「小夜、俺も」

 低い情欲の声に応えるかのように、私の体が跳ねる。それを封じるかのように、乱暴に唇を開かされ、宗介の舌が割り入ってくる。

「んんんーっ!」
「っ、く」

 深い、深い、収縮。
 宗介の熱杭を締め上げるのがわかるほどの、強い快楽。
 目の前が真っ白になったかと思えば、すぐに暗転する。

 宗介は腰を何度も打ち付けて、私の痙攣に合わせるかのように、最奥で果てた。動きと、顔の表情でわかった。
 びくびくとまだ痙攣が収まらない。私の中が震えるたびに、宗介の腰も震える。
 きゅうきゅうと締め上げていると、宗介のものの状態がどんなものかはすぐにわかる。

「そーすけ」
「うん? 気持ち良かったよ、小夜」

 とろけてしまうほどにうっとりとした視線をこちらに寄越して、宗介は笑う。私の髪をゆるゆると撫でて、また何回かキスをする。
 質量はまだ、保ったまま。

 ……若いなぁ。
 さっきはすぐ萎えたのに、なぁ。

「……まだ、イキたい?」

 見上げながら尋ねると、宗介は一瞬目を見開いて私を見下ろす。力を入れて腟内を締めると、宗介の肉棒がやはり大きさと硬さを維持したままであるとわかる。

「っあ、締めないで、イッたばかりなんだから」
「イッたばかりなのに、イキ足りないって顔してるよ」
「……受け入れてくれるなら、イキたい。まだ、小夜を感じていたい。小夜の中に、いたい」

 ストレートな物言いで求められると、恥ずかしくはなるけれど、悪くはない気分だ。
 若いってすごいな。
 性欲の塊である青年の欲を、私の体はまだ受け入れられるだろうか。
/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ