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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)
「や、ダメ、イキたい!」
「我慢して」
「無理! 無理!」
「宗介、我慢」
肉茎の根元をギュッと押さえたまま、足を立てて腰を上下に振る。
こうすると、イキたくてもイケないことは知っている。体を捻った上で腰を動かすので、少し体勢がしんどいけど、効果は抜群だ。
ほら、カチコチ。もうイキたくてイキたくて仕方ないんでしょ。
宗介は私の騎乗位では簡単にイケないだろうと侮っていた。
油断は禁物。遅漏の礼二を数分でイカせてしまうのが、私の騎乗位なのに。
頑張って、耐えてちょうだい。
「乳首勃ったね。気持ちいい?」
「ん、気持ちい……っ、あぁ」
「かわいい」
空いた左手と舌で、乳首に刺激を与える。突起を舌で押されるのが宗介のお気に召したよう。だけど、あんまり長くはしてあげない。すぐイッてしまうから。
「小夜、小夜っ」
「うん?」
私の名前を呼ぶ声にゾクゾクする。嗜虐心がくすぐられる。
駄目。まだ、イカせてあげない。腰の動きを緩めにして、少しずつ、追い詰める。
もっと、求めて。私を。