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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第16章 しのちゃんの受難(十)
「んっ! そ、すけぇ」
「おいで、小夜」
唇で強めに肉芽を噛まれ、腰が跳ねる。机が揺れて、宗介が笑う。
「もっと声出していいよ、小夜。だって、学園には俺たちしかいないんだから」
学園内で、職場で、こんなことをするなんて――背徳感が込み上げてくるけれど、今さら止められない。やめられない。
「あっ、ん、そーすけっ!」
「中、すごい締め付け……おいで、小夜。俺も早く中に挿入(はい)りたい」
ぎゅっと目を閉じる。愛液と唾液による水音と、熱い息遣い。淫らな音しか聞こえない。
宗介の指と、唇を、はっきりと感じる。ぐちゅぐちゅになってしまった膣内で、宗介が強く深くに指を押し込んだ瞬間――。
「っあああ!」
眼前で火花が散ったかのような感覚。体が一気に強ばって、膣内が思いきり宗介の指を締め上げる。何度も、何度も、波が私の体をさらう。
「はっ、はっ、あ、は……」
荒い呼吸を繰り返す。体が少しずつ緩んでいく。
足を投げ出そうとした瞬間、太ももを押さえられて、開脚したままの状態にされる。
「俺も気持ち良くして」