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誰よりも君を愛する
第13章 医者と患者さん(包茎編)

『じゃあ先ず説明するね、亜矢子のクリトリス包茎は男性で言えば真性包茎に限りなく近い仮性包茎。なぜ包茎は良くないかと言えば、皮被りだとまず不潔になりやすいんだ。恥垢‥垢がたまりやすくなる、下着も直ぐに汚くなるし。次に匂いね、溜まり溜まった垢が凄く臭くてね‥衛生的じゃないから病気とかにも繋がる可能性が無きにしもあらず‥そうゆう事なんだ。』
説明を聞いている内に亜矢子の顔がだんだん赤く染まっていく。
クリトリス包茎、恥垢、汚い、臭い‥
これらのワードを言い述べられてそれら全てが自分なのだという恥ずかしさ。
『‥そうだったんですか‥私‥の皮は剥けますか?』
『今日1日で完璧にクリトリスが顔を出すかってこと?』
『あ‥(赤恥)』
『手術で皮を切って直ぐクリトリスを出しちゃう女性もいるんだけど‥1日では完璧に顔は出ないよ。ちょこんと頭が出るくらいかな?
亜矢子の場合はゆっくりやっていこう、イイかな?』
『はい、お願いします』
良雄は亜矢子の股の間にアグラをかくと折り畳んだバスタオルを置き亜矢子の腰を引き寄せ乗せた。
それから膝を胸まで持ち上げもっていく。
亜矢子に膝裏を持っているように指示した。
亜矢子は良雄の目の前に自分の性器をさらけ出してしまう恥ずかしさと、臭くて汚い所を夫に見せる恥ずかしさで絶望的な気持ちでいた。
『じゃあ始めるよ。先ず大陰唇と小陰唇を広げて診てみるからね、』
『あ、ううっ、‥』
良雄はいちいちこれから行う事を亜矢子に言って聞かそうと思っていた。
医者らしく冷静に静かな口調で。
こちらが冷静であればあるほど亜矢子の羞恥心が高まるはずだ。そうやって羞恥心を煽ってやろうと決めていた。

