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誰よりも君を愛する
第17章 友達

良雄が昼食を食べに帰ってきた。

『さっき大学時代の友達から電話きてさ、亜矢子を紹介しろって。』

『ええっ?そうなんですか?』

『結婚祝いしたいって言うんだけど‥メンバーはね、木下夫婦、この二人はどちらも同級生で腐れ縁だな。もう一組、田中夫婦で旦那は同級生で嫁さんは僕のいとこで美波って言うんだ。全く気遣い無用の奴らなんだけどね!』

『旦那様のお友達なら大切にしなきゃね、わかりました‥行きます(笑)』

『じゃあ今夜行くって連絡しておくよ。』

『あーん‥何着て行こうかしら?お土産はどうしましょ?』

『行く途中で適当に買っていこうよ!洋服は僕が選んであげるからシャワー浴びたら裸で待ってなさい(笑)』

『わかりました‥じゃあ旦那様にお任せします。裸で待ってますね~(笑)』

『ええっ!本当に?本当に?ね、ね、本当だよ、絶対ね、ね?』

『ハイハイ、ほら早く行かなきゃ患者さんがお待ちですよ先生~(笑)』

亜矢子に背中を押されて良雄は渋々午後の診察に向かった。

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