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誰よりも君を愛する
第17章 友達

良雄が選んだピンクのレースブラとお揃いのTバックパンティ‥濃紺のノースリーブのワンピースはシットリしたジョーゼット生地でパールのロングネックレスとピアスが良く映えた。
待ち合わせのホテルのレストランでは皆が来ていて良雄夫婦を迎えてくれた。話しも弾み、年下の亜矢子は妹のように可愛がられた。
食事が終わりホテルの部屋で二次会となった。
良雄は断ったがいとこの美波がワインで酔っ払い亜矢子の腕を組んで離さない。
『良だけ帰りなさいよ~亜矢ちゃんは私が預かったわ!』
『お前たちの二次会で亜矢子に悪影響が出たらどうすんだよ!俺は帰るぞ!』
『イイじゃないか、久しぶりの二次会だぞぉ~(笑)』と木下が続く。
『美波が言い出したら聞かないんだから諦めろ(笑)』と田中が続く。
『そうよ、良雄君、私たちと亜矢ちゃんの親睦を深めるため飲んで騒ぎましょう(笑)』と木下の妻の裕子。
『旦那様ぁ‥ちょっとだけ、ちょっとだけ飲んだら帰りましょうよ』と亜矢子が続いた。
『コイツ等の酒は下品なんだよ、亜矢子は知らないから‥』
亜矢子は美波と裕子に腕を組まれ良雄は木下と田中に肩を組まれてスイートルームに入った。
窓から見える夜景に亜矢子が興奮している
『旦那様ぁ綺麗ですよ~すごーい!スイートルームも私初めてでしゅ~(酔)』
良雄は亜矢子の腕ごとすっぽり包み込むように後ろから抱きしめた
『本当に綺麗だね。また今度2人きりで来ような。亜矢子少し酔ったろう?そろそろ帰ろう』
『ナーニ言ってるのよ夜はこれからよ、ハイ、亜矢ちゃんカクテルよ』
美波は亜矢子にカクテルを渡した。
『良雄、なに飲む?とりあえず座れよ』
良雄はバーボンの水割りを受け取り亜矢子を呼んだ。
しかし亜矢子は美波に手を引かれて一緒に座ってしまった。
『美波、あんまり飲ませないでくれよ、お前と違うんだぞ!』
『大丈夫よ~ほぼジュースみたいなもんよ、ね、亜矢ちゃん(笑)』
『ハイ、旦那様ぁ大丈夫れすょ‥』
明らかにさっきより酔ってる‥

