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禁断背徳の鎖外伝・遅咲き桜-
第5章 誘惑-ピアノ演奏



一晩じっくりと考えた、私なりの性的方法…
やはり直感的に思った以上には発展しなく、これが私なりと完全理解。


根本的な問題は残っているが、少しは気が紛れたよう・・




函館も3日目、少し余裕を持って明日の午後便で函館を離れる。


朝、ホテルを出る前に、フロントで話を聞いたら、6月中でも数少ないが桜が咲いている場所があるとか。


最初に思った通りに、桜は見て見たいと思う…
車で小1時間殆ど掛かるらしいが、普段から長距離運転をしている私に取っては、大した時間では無い。



「・・これで大丈夫ですね……」


ナビに目的地を入力し、少しばかりのドライブ…
北海道は車がスムーズで良い、渋滞が多い向こうとは違って、爽快に走る事が出来る。


会長なら喜ぶだろうなどと思いつつも、言えば言ったで、行くと言い出しそうなので秘密にはする予定。



「・・ナビではこの辺りですが…??」


ごくごく普通の国道…
だが、ナビ通りに街の方に曲がって見れば、直ぐに大きな桜の木が沢山植えられている公園があった。



「・・・
ほぼ散った後・・」


少しは桜が咲いているのは見えるが、主要な桜はシーズンが終わり、地面に桜の花びらが落ちてしまっている。



「もっと奥だったと…」


フロントの話では、一画だけ遅咲き品種があるとか…
ゆっくりと、桜のカーペットの上の散策も悪くは無い。


それに……



「・・・・・」


風に巻かれて舞い上がる花びら…
これはこれで捨てがたいものが……


風に舞う花びらは、儚くて綺麗…
そんな事を思いながら、公園の奥まで歩いて行くと、確かに桜が咲いている場所がある。



「・・??
ピアノ??」


桜が咲いている場所に近付くにつれて、微かに聞こえるピアノの音…
進むに従い、その音は大きくなっていく。


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