この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・遅咲き桜-
第6章 通常-旅の終わり



1日早いが屋敷へと戻って来た…
何か不都合があっては後が困ると思い、1日の余裕は見ていたのだが。



「・・・
別段変わった事はありませんね……」


一応まだ休みという事もあり、私服で私の仕事部屋に居る…
ざっと数日の業務内容を見て、さほど変化が無い事を確認。


あったらあったで困るのだが……



「・・・おや??」


今回ばかりはと置いて行った、携帯端末の着信ランプが光っている…
確認すれば相手は新島さん、こちらから送る物の相談だったのだろう。


変わりにメールが入っていて、リストアップしてくれている‥今日のところは他の秘書達に頼むしか無い。



(・・・
電話‥しても良かったか??)


米国の時のあの1件、実はまだ新島さんに謝りそびれていて‥‥今なら素直に謝る事が出来そう、そう思う。



「・・火を点けたのは‥‥貴女ですよ?」


誰も居ない部屋で、ポツリと独り言…
あの1件があったからこそ、今回のような行動に走った‥多少言い訳がましいが……


函館で使った物は全て処分かクリーニング行き、煙草の臭いが付いているので、おいそれと私室にも置いておけない。


相変わらず、酒と煙草は会長や周りには秘密…
表面上は変わらず、これで良いと思う‥バラす気も全く無い。




リストアップされた物を頼もうと、別の‥第2秘書の方に連絡を取ったら、会長が帰って来ているのなら顔を出せとの事…
今日は業務が長引いて、まだ執務室の方に居るらしい。



「・・気持ち入れ替えますか・・・」


私服から、何時ものスーツ姿へと…
早乙女会長の第1秘書、遠藤伊織の顔に………



/49ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ