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忘却少女
第2章 親子の儀式
小学生になる頃には、おねしょが止まった。

「澪、今日からこの布団で俺と寝ような。」
「うん…。」

この頃になると、パパは、機嫌が悪いと私を叩くようになった。

「パパ、誕生日おめでとう。」
「なんか、照れるな!」

スーパーのお総菜だったけど、それでも私は、幸せだった…。

いつもの優しいパパだったから…

ギッ…

「いやぁっ…痛いぃ…パパ…」

バチンッ…

「我慢しろよ。ったく、入らねー。」

ギッ…

「痛いっ…痛いっ…」

バチンッ…バチンッ…

「ったく、今日は、諦めるか。」
「ふぇぇんっ…」

私の中にパパが、オチンチンを入れてきて、凄く痛くて、泣いた。

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